出版社内容情報
衆生はすべて如来の胎児なりと宣言した如来蔵経、大乗仏教の在家主義を示す勝鬘経など実践の主体である心を考察する深遠な如来思想を解き明かす五経典。
内容説明
すべての衆生は「如来の胎児なり」と初めて宣言した如来蔵経。その思想を大乗仏教の中に正しく位置づけた勝鬘経。「三千大千世界を一微塵に含む」という教えで、如来蔵思想の先駆的役割を果たした華厳経如来性起品他二篇。
目次
如来蔵経
不増不減経
勝鬘経
華厳経如来性起品
智光明荘厳経
著者等紹介
高崎直道[タカサキジキドウ]
大正15(1926)年、東京府下に生まれる。昭和25(1950)年、東京大学文学部哲学科(印度哲学専攻)卒業。昭和50(1975)年、日本学士院賞恩賜賞受賞。現在、鶴見大学学長、東京大学名誉教授。Ph.D.文学博士
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