中公文庫<br> 禁酒禁煙

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中公文庫
禁酒禁煙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122042926
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

医者から酒と煙草を止められて『禁酒禁煙』と墨書してみる-男性自身シリーズより編集の好エッセイ集。,,,,,,,

内容説明

隠居といったって何もしないわけではない。町内の世話役も勤めるし、盆栽の手入れもするし、若い者に意見したりもするし、俳句のひとつもひねろうというのだから、結構仕事はあるし、何より小金が必要である―山口瞳流・隠居願望達成へ邁進の日々。

目次

春宵一刻
昇仙峡
松本
七里ケ浜の哀歌
昼猶闇き
紙飛行機
庭の出来事
女房の母
斜乱視
御岳〔ほか〕

著者等紹介

山口瞳[ヤマグチヒトミ]
大正15(1926)年、東京に生まれる。国学院大学文学部卒業。寿屋(現サントリー)で雑誌「洋酒天国」の編集をてがけるほか、コピーライターとしても活躍。昭和38年、『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞。昭和54年、『血族』で菊池寛賞を受賞。平成7(1995)年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

74
山口先生が亡くなり、とうとう私も先生の年齢に近付いてしまった。先生と言えばやはりサントリーウイスキートリスの、コマーシャルを思い出す。学生の時、先輩に連れて行かれたトリスバーで、大人はカッコいいと思った。タバコと酒は大人の嗜みであり、然り気無くこなしてこそ社会へ出ていく資格を認められるものだった。それが今では禁酒禁煙を唱う時代なのだから、少々寂しいものだ。そんな私だが、何の物語も無くあっさりと禁煙して十数年が経つ。今はお酒とミステリの人生だが、その内禁酒の時も来るのだろうか。考えると怖いので、酒を呑もう。2022/01/22

nyanlay

1
この作者の作品は初めて。何となく題目に引かれて読んでみました。作者のことは知らなかったけど、情景が思い浮かべられるようでいて面白かった。2009/07/23

はづきさや

0
禁煙を考えるとき、一服しながら策を練る…ですよね〜(笑)2012/07/04

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