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中公文庫
前進か死か

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  • サイズ 文庫判/ページ数 437p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122041509
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

一九四五年八月、帝国陸軍少尉鷲見友之は、遠くヴェトナムの地で終戦を迎えた。祖国日本に、もはや肉親がいない彼は、現地に残留を決意。新しい生活を始めたが、その矢先、最愛の妻子を失ってしまう。独立を求めるヴェトミンのテロに巻き込まれたのだ。全てを喪失し復讐の鬼と化した鷲見は、フランス軍外人部隊に入隊し、名隊長ゴーシェ中佐の下、ディエンビエンフーでの苛烈な闘いに挑む。

著者等紹介

柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年愛知県生まれ。1961年、慶応大学法学部在学中に傭兵部隊の一員としてコンゴ動乱に参加。その後、フランス外人部隊教官を経て、アメリカ陸軍特殊部隊に加わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃーびん

7
元傭兵の作者による第二次世界大戦後半から第一次インドシナ戦争終結頃までのベトナムを舞台に書かれたアクション小説。 この時代の細かい資料や書籍があまり多くない中、北部から南部までよく調べてられている思う。前半は戦いや生活などのバランスも良く書かれており楽しめた。後半は作者ならではの戦争の細かな記述がなされている反面、特にクライマックスは知識の羅列といった印象が強く、軍事や戦術に詳しくないため少し疲れた。 続編にチャレンジする可能性は低そう。 ▲2022/01/07

ヤマケン

0
ずいぶん昔に読んだ本。 日本軍兵士だった主人公は日本の敗戦後、友人の農園で働くが、その後フランス外人部隊へと入隊し、ヴェトミンと戦う。 日本の敗戦~フランスの再占領と撤退までのベトナムという時代的にあまり馴染みがない舞台である。 しかし、読み進めていくと主人公の目を通して当時の情景が浮かび上がってくる。特に戦闘シーン(白兵戦含む)では迫力や凄く、一瞬一瞬の緊張感がこちらの心を掴み離さない。 なお、この物語は全6部あり、この本はその1部にあたる。

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