内容説明
トゥルファン、キジル、クムトラ…。20世紀初頭、東西の文化・宗教が幾重にも入り交じる中央アジアのオアシス都市をめぐり、砂に埋もれた遺跡を訪ねたドイツのル・コック隊による、めざましい発掘探検の記録。
目次
緒言
トゥルファン・カラコージァに入る
カラコージァ発掘
サンギム・トゥヨク発掘
コムールにて
第三次探検隊
キジル発掘
コルラ・カラシァール発掘
帰国
著者等紹介
ファン・ル・コック,アルベルト[ファンルコック,アルベルト]
1860~1930。ドイツの葡萄酒商人の家に生まれる。英・米留学中に医学等を学び、27歳からドイツに戻って家業を手伝うが、40歳でベルリンに移ってオリエント諸国語の学習を始めた。42歳でベルリン民族学博物館の無給研究員となり、新疆省トルファン探検の第二次から第四次遠征に加わる。調査の成果として厖大なコレクションを持ち帰り、1925年以降はベルリンの民族学博物館館長として学術的展示や図録の制作に努め、西域美術を世界に紹介した
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感想・レビュー
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- 和書
- たのしくできる中国語