中公文庫
死、それは成長の最終段階―続 死ぬ瞬間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122039339
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C1198

出版社内容情報

無為な人生を送ってしまう原因の一つは死の否認である。明日があると思ってやるべきことを先延ばしにする人間は成長しない。好評「死ぬ瞬間」続編。

内容説明

人が目的のない虚しい人生を送ってしまう原因の一つは、死の否認である。永遠の命を持っているように生きていると、やるべきことを先延ばしにしがちだからだ。死を意識することによって、人間は最後の段階まで成長する―。死とその過程をめぐる問題を、末期患者や医療現場からの声をもとに考察する。

目次

1 序説
2 どうして死ぬことはこんなにも難しいのか
3 他の窓から見た死
4 死ぬことは易しいが、生きることは難しい
5 死と成長―ありえない組み合わせか?
6 死、それは成長の最終段階
7 結び

著者等紹介

キューブラー・ロス,エリザベス[キューブラーロス,エリザベス][K¨ubler‐Ross,Elisabeth]
精神科医。1926年、スイスのチューリッヒに生まれる。チューリッヒ大学に学び、1957年学位を取得。その後、渡米して、ニューヨークのマンハッタン州立病院、コロラド大学病院などをへて、1965年、シカゴ大学ビリングズ病院で「死とその過程」に関するセミナーを始める。1969年に『死ぬ瞬間』を出版して国際的に有名になる

鈴木晶[スズキショウ]
1952年東京生まれ。東京大学文学部ロシア文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期修了。現在、法政大学国際文化学部教授。専攻は文学批評、精神分析学、舞踊史
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