内容説明
三島由紀夫とドナルド・キーン。ふたりの十五年余にわたる親交―文学論、映画・演劇論、プライベートな出来事等々、衝撃的な自決にいたるまでの日々を語り尽した昭和31年~昭和45年までの97通。
著者等紹介
三島由紀夫[ミシマユキオ]
大正14年(1925)、東京に生まれる。学習院高等科を経て、東京大学法律学科を卒業。在学中の昭和19年に処女創作集「花ざかりの森」を発表。昭和23年大蔵省を退職して文筆活動に専心し昭和45年自決するまで、小説、戯曲、評論、エッセイなど広範囲にわたる多彩でユニークな活動をつづけた。主な著書に「潮騒」(新潮社文学賞)、「白蟻の巣」(岸田演劇賞)、「金閣寺」(読売文学賞)、「永すぎた春」「美徳のよろめき」「鏡子の家」「午後の曳航」、「絹と明察」(毎日芸術賞)、「サド侯爵夫人」(芸術祭賞)、「豊饒の海」(全4巻)など多数がある
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