中公文庫<br> 三島由紀夫未発表書簡―ドナルド・キーン氏宛の97通

中公文庫
三島由紀夫未発表書簡―ドナルド・キーン氏宛の97通

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  • サイズ 文庫判/ページ数 212p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122038028
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C1191

内容説明

三島由紀夫とドナルド・キーン。ふたりの十五年余にわたる親交―文学論、映画・演劇論、プライベートな出来事等々、衝撃的な自決にいたるまでの日々を語り尽した昭和31年~昭和45年までの97通。

著者等紹介

三島由紀夫[ミシマユキオ]
大正14年(1925)、東京に生まれる。学習院高等科を経て、東京大学法律学科を卒業。在学中の昭和19年に処女創作集「花ざかりの森」を発表。昭和23年大蔵省を退職して文筆活動に専心し昭和45年自決するまで、小説、戯曲、評論、エッセイなど広範囲にわたる多彩でユニークな活動をつづけた。主な著書に「潮騒」(新潮社文学賞)、「白蟻の巣」(岸田演劇賞)、「金閣寺」(読売文学賞)、「永すぎた春」「美徳のよろめき」「鏡子の家」「午後の曳航」、「絹と明察」(毎日芸術賞)、「サド侯爵夫人」(芸術祭賞)、「豊饒の海」(全4巻)など多数がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

I am

6
三島が自決する直前までの8年間に及ぶキーン氏へのお手紙。これすごい。手紙というより、日記のようで、三島の日々がよくわかる。ところどころ自筆のサインなどがあってそれがまたいい。さいごの方は感慨深いものがある。玄関で話したという高校生とのやりとりが、物語の一説のようで大変印象的。三島好きなひとに強くおすすめ。2010/08/19

Avis

0
長いこと探してやっと入手。一気に読み終えた。最後の夏の最後の手紙。2011/12/23

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