内容説明
バッハ復興の先駆けとなったメンデルスゾーンによるマタイ受難曲再演、モーツァルトの訃報に接した日のハイドンの日記、ヴィーンの人々が愛してやまないシューベルト…。世界的モーツァルト研究者の著者が、偉大なる作曲家たちの素顔、知られざる交友を、不朽の名曲の紹介とともに、敬愛をこめて綴る。
目次
西洋音楽史散歩
バロック音楽の巨匠たちの肖像
バッハの肖像
ハイドンの肖像
モーツァルトの肖像
ベートーヴェンの肖像
シューベルトの肖像
メンデルスゾーンの肖像
ベルリオーズの肖像
ショパンの肖像
著者等紹介
海老沢敏[エビサワビン]
1931年、東京生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒。同大学院修了、同大学文学部助手。国立音楽大学講師、助教授。パリ大学留学後、国立音楽大学教授、同大学学長、理事長兼学園長を歴任。同大学名誉教授。現在、新国立劇場副理事長、ザルツブルク国際モーツァルテウム財団モーツァルト中央研究所員、日本モーツァルト研究所長、日本モーツァルト協会会長。モーツァルトとルソーの世界的な研究者。オーストラリア学術芸術有功第一等勲章、フランス学術功労勲章オフィシエ章、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章ほか多くの受賞歴がある。著書に「モーツァルトの生涯」「モーツァルト像の軌跡」「むすんでひらいて考―ルソーの夢」、訳書に「モーツァルト最後の年」など多数
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感想・レビュー
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i-miya
32
(あとがき)バロック時代からロマン派時代へ。音楽美学思想を目指す。ヴァーチュオーリ。◎西洋音楽史散歩。多作、バロック音楽。バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ。古典派。ハイドン、モーツアルト。「フォワイエ」。団欒の場。信仰を音声で表白した人間。ムーシケー。ムーサたち。(ミューズ)たち。アポロンが統べていた時代。懐かしむジャン・ジャック・ルソー。叙事詩、抒情詩、悲劇、喜劇、黙劇、賛歌、舞踊、合唱、天文まで分担。2010/06/11
チョコ
26
それぞれの作曲家達が、どんな状況の時にどの曲を書いたか、がよく分かるので、時系列に沿ってネットで調べつつ楽しい一時でした!今の時代は、直ぐに調べられて本当に楽しい。2020/06/12
川山空人
0
クラシック音楽が好きなら一読の価値あり。
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- 和書
- 男の子おりがみ