内容説明
ブルースは恋愛ととてもよく似ている―朝早く、高い空の彼方からブルースが胸のなかに堕ちてくる―。ブルースという音楽と、ブルースそのもののような女たち…。ブルースマンたちの愛と人生に思いをめぐらしたエッセイ集。
目次
マディ・ウォーターズの黒い女
エルモア・ジェームスの愛人、オープンD
サン・ハウスが愛した亡き友の妻
ロバート・ジョンソンになれなかったぼくの友達
ハウリン・ウルフの赤い鶏
サニー・ボーイ2の一ダースの恋人達
戻ってこなかった微笑―ロバート・ナイトホーク&エセル・メイ
ママのようなメアリーの愛―ジミー・リード
ギターが笑う―ウッド,ボー・ディドリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本匠
3
懐かしい感触の本。今や音楽はデータでやり取りされる事が多くなってしまったけれど、少し昔はCD(まだあるけれど)、ビニールのレコードといった"モノ"の側面も持っていた。そんな時代に、さらに古い時代のブルースのミュージシャンについて書かれたエッセイ。2015/09/19
ゆき
1
著者お得意の、好きなブルースミュージシャンについてのエッセイ。私は、彼の本にミュージシャンや曲名を見つける度に、ネット検索して、それを聴きながら仕事をするのが日常になっていました。そんな角度から楽しんだ一冊。にしても、「今度の冬はとても寒い…」なんて、私ゃ言わないぞ〜。2016/03/03
ワッツ
1
ブルースを聴きながら読んだ。ちょっと素敵な時間を過ごした感じだ。気軽に何でも聴ける時代になったものだ。ただ、話が飛び過ぎだ。2011/04/03
Masato
0
もう20年近く前に読んだ本、当時の装丁と全然違うなぁ。。
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