中公文庫<br> 西丸式山遊記

  • ポイントキャンペーン

中公文庫
西丸式山遊記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122036635
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C1195

内容説明

食生態学者にして登山家・探検家である著者が、スキ一、未踏地探検、温泉めぐりなど、半世紀に及ぶ山歩きの体験から山の多彩な魅力をあますところなく紹介する。初心者からベテランまで、山を愛する人すべてが楽しめる、山との遊び方、自然とのつきあい方。

目次

プロローグ―中学時代にはじまる山との付き合い
山の宿―局方アルコールの水割りと土間に埋めたウンコ
はじめてのスキー―無人の雪山を駆け巡る楽しさ
日本の氷河―山奥の谷に人知れず眠る蒼い氷の層
山の小動物―両生類、プラナリア、ヒル、ミジンコ
探検登山―地形図の誤りから発見した湿原や山
高山植物―厳しい環境に生きる可憐な草木たち
山の夜―月光の下、焚火を囲んでの酒盛り
岩登り沢歩き―ヌカカにくわれながらの野宿
知られざる池―地形図にありながら人類未踏の場所〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つちのこ

2
胡散臭さがたまらなく好きだ。著者は学生時代から山に慣れ親しんできたようだが、私にとってのイメージは、本人が書いているようなクライマー像とは程遠い。未踏の岩壁を狙っていたという話も信じ難く、どこから見ても八ヶ岳あたりを歩き回っていたハイカーにしか見えないのだが、一流のクライマーのごとく山のベテランを装い、胡散臭さがいっぱいに詰まった大風呂敷きを広げてみせる。 私はいつも話し半分にしか読んでいないのだが、例えば、70~8センチもあるヒルの話(嘘っぽい)や、⇒2000/08/07

yamakujira

1
若き日の山行から、今の思いまで、独特の筆致と絵でつづる。ちょっとクセのある文章は嫌いではないけれど… (★★☆☆☆)

Shoichi Kambe

0
明治の山を歩けた人は本当の自然の中にひたれてうらやましいと思ったこともあるが、戦中戦後の山もそれと同じようなものだったといえる。 原始登山は、他人の力をたよるわけにはいかない。 テントか野宿がいい。 道なき道の気ままな登山。2021/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/306696
  • ご注意事項

最近チェックした商品