中公文庫<br> 平家物語〈下〉

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中公文庫
平家物語〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122036222
  • NDC分類 918
  • Cコード C1179

出版社内容情報

木曾義仲が京に迫るなか、清盛を失った平家は都を捨て西へ落ちてゆく。滅びの哀感に彩られた壇ノ浦の決戦を、中国史マンガの泰斗が詩情豊かに描く。

内容説明

義仲入京の直前、安徳帝・三種の神器とともに太宰府へと落ちていった平家一門。新たに後鳥羽帝が即位し、平家追討の院宣も発せられたいま、彼らに安住の地はない。太宰府を追われ、屋島を追われ、瀬戸内の海を流浪する平家は、源氏の水軍が迫るなか、長門壇の浦をめざす―。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

目次

木曾義仲上洛
太宰府落ち
平家反攻
法住寺合戦
義仲の最期
一の谷合戦
屋島の合戦
平家滅亡

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1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

92
木曽義仲(というより彼の軍勢)が京都で乱暴して、せっかくのヒーローが嫌われ始める。しかし後世には芭蕉や保田與重郎みたいに彼を好ましく思う人もいる。何かしら可愛い点がある。しかし木曽義仲は討たれ、平家は西へ西へ。屋島、壇ノ浦。本州最西端で滅びる平家一門の中、一人だけ入水しない平宗盛。本人の勝手だと思うが、家来からも批判的に言われる宗盛さんも気の毒である。まあ当時のモノノフのモラルと違うのだろうが。思えば合戦活躍話に紛れさせられて、誰にもあまり良い事が無い物語だが、動乱紛争期はそんなものである。お薦め。2019/03/13

のえる

46
図書館本。 木曾義仲上洛~太宰府落ち~平家反攻~法住寺合戦~義仲の最期~一の谷合戦~屋島の合戦~平家滅亡が描かれている。 人の命も危ぶまれる争いはあらゆる場所で様々な人間に悲しみの感情を抱かせる。 栄える者はかならず亡ぶ、権力に奢る者、勇敢な者もついには亡ぶ、春の夜の夢のようにはかなく風吹けば吹き飛ばされてしまう塵のようなものであると語られる平家物語。 全体を通して名前が似ている登場人物も多く所々難しかったけど、悲しくあわれで印象深い物語であった。2021/12/05

てつのすけ

39
遂に平家滅亡!本書(上・中・下)から読み解けるのは、「権力を得ても、驕ってはダメだ。」ということであろう。しかし、いつの世でも、権力を得ると、何でもできると思ってしまうものなんだろう。それは、会社という小さな組織でも起こる。このような歴史書からでも学ぶことができるわけであるから、読書をするかしないかで、人生が大きく変わるんだろうな~2020/02/02

けいご

34
栄える者、権力に奢る者、勇猛な者も、いつかは必ず春の夜の夢のような風に吹き飛ばされてしまうのだな〜っと思うと、この世は全て夢の跡なのだな〜と感じた一冊でした★平家物語の前に奥の細道を読んだのだけれど、平家物語後半に行方知らずになった義経が非業の最後を遂げた高館での芭蕉の一句「夏草や兵どもが夢の跡」が頭から離れなくなりました。守られながらも忘れ去られていく「時」の流れの無常さが儚くも美しいな〜と思いました。「うつし世は強者弱者の背くらべ、いずれ消えゆく定めとも知らず〜(字余り)」なんつってw2021/12/03

mm

23
上・中・下の3冊セットです。保元の乱、平治の乱を通して力をつけた平家だが、出る杭は打たれるで、平家追討の令辞が出て木曾義仲に京を追われる。清盛も死んで、源氏が後白河上皇の命でバリバリと平家を追い込む。この辺りの戦記ものとしての迫力と、陰で泣いた女の涙とか、親子の情とか、仁義とかの感情に訴える場面は、語りにすると大いに盛れそう。ストーリーがどうこうという話ではなく、語りとして聴くときの、源氏の旗が翻る場面とか、船の揺れとか、坂を駆け降りる馬とかの躍動感とかのスペクタル性が魅力だったのだと思う。2022/07/15

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