• ポイントキャンペーン

中公文庫
英国王室史話〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122036178
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C1122

内容説明

数々のエピソードに彩られた9王家40代の王室史。スコットランド女王メアリの息子ジェイムズ一世から、ハノーヴァー王家各王、大英帝国時代のヴィクトリア女王、「王冠を捨てた恋」のエドワード8世、前国王ジョージ6世までを下巻に収録。さらに詳細な系図とプリンス・オヴ・ウェイルズの系譜を紹介。

目次

ステュアート王家(スコットランドのステュアート王家;母を処刑台に失った=ジェイムズ1世;断頭刑に散った唯一人の国王=チャールズ1世 ほか)
ハノーヴァー王家(ハノーヴァー王家;英語を全く解さなかった=ジョージ1世;父王に逆らい、皇太子に反抗された=ジョージ2世 ほか)
サクス・コバーグ・ゴータ家からウィンザー家へ(サクス・コバーグ・ゴータ家からウィンザー家へ;60歳まで皇太子であった=エドワード7世;内閣に対する良き助言者=ジョージ5世 ほか)
付説 プリンス・オヴ・ウェイルズとダイアナ元皇太子妃の系譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

55
下巻はスチュアート家~ウィンサー家までを紹介。エリザベス女王1世は世継ぎがなくチューダー朝の血筋スコットランド王ジェイムズ6世を、ジェイムズ1世としてイギリス国王にする。スチュアート朝の誕生である。しかしアン女王の時代、世継ぎが次々と亡くなりチューダー朝が終焉。次にハノーヴァー家へと移るが、ドイツ出身であることと、奇人ぞろいだったので国民に人気がなかった。しかし例外は存在する。ビクトリア女王だ。女王の夫がサウス・ゴバーク・ゴーダ家なので、サウス・ゴバーク・ゴーダ朝だが、後にウィンザー家と改名し現在に到る。2015/10/17

tosca

8
上巻から間が空いてしまったが、何とか読了。イギリス王朝の始まりから現代迄の王室史が延々と続き、読み物として楽しかったとは言い難い。時代を問わずイギリスが舞台の小説が好きなな事と、ジョセフィン・テイの「時の娘」を読む前に、知識として整理された王室史を頭に入れておけたら…との動機から手にしたが、全く頭に入らず…(笑)今後の参考書として本棚に置いておくと便利かと思う。2019/03/09

更紗姫

8
アン女王について、これまで読んだ中で一番詳しく記述している。「凡庸なお人柄」の一行、いや半行で済ますものもあるのに。18人出産して全員を亡くした悲劇は、系図には表れないので、この本で初めて知った。お気の毒です。そして、「親不孝者、最悪の夫、親で無し、不良の国民、悪い国王、そして悪い友」と新聞の訃報に書かれちゃったジョージⅣもスゴい!ある意味、感心。在位中の功績や時代背景だけでなく、王様個人の<生活>を紹介してくれて、大変面白い読み物でした。2014/05/05

たぬ

7
☆5

viola

7
下巻はスチュアート家(ジェイムズ一世)から。おっしゃる通り、「イギリス史」では、スチュアート朝を説明する際にメアリ・スチュアートかジェイムズ一世から入ることが殆どで、「イギリス」史なのにそれ以前のスコットランド史について触れないというのが現状です。さすがスコットランド史にも博学な森氏、そこにも簡単に触れています。ヴィクトリア女王がほぼドイツ人というのはよく言われるけれど、女王に流れるスチュアート朝の血は、なんと256分の1なんだとか。王位継承権を持つ子の出産はロンドンで、というのはいつからなんだろう?2013/02/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/434229
  • ご注意事項

最近チェックした商品