出版社内容情報
呪術・幻術が渦巻き、霊鬼・異類が跳梁した平安時代の闇を語る日本最大の説話集。妖怪マンガの第一人者が、あなたを不可思議の世界へといざなう。
内容説明
「今ハ昔…」で語り出される一千余話を収めた日本最大の説話集。今も昔も変わらない人間の欲望を活写し、芥川龍之介の小説『薮の中』『鼻』をはじめ、映画、劇画にも多く取り上げられた、面白うて、やがて恐しき物語の数数。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。
目次
入れ代った魂
産女
妻の恨み
色事師平中
霊鬼
大江山の悪夢
老医師の恋
かぶら男
赤鼻の僧
酒泉郷
堂の主
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
151
木や石や草の端々まで細密に描く水木さんの画は、家、夜の河原、山道など後ろの景色にも見入ってしまう。庶民、貴族、武士、僧、陰陽師といった人々や、閻魔、妖怪、鬼が出てきて、平安時代の時の流れにどっぷり浸かりながら、クラクラするような空想旅行を愉しんだ。まちがえて冥土に連れて行かれた女の魂が別の女の軀に入る話、産女(ウブメ)の赤児を奪う武士の話、恋しい女の糞を盗み出す男の話、恋に狂った聖人が鬼となり后を犯す話…等々。「藪の中」「鼻」の元ネタも載っていて、芥川の小説に比べるとずいぶん単純だが、これはこれで面白い。2026/08/24
てつのすけ
46
なんと、とてつもなくエロかった。 源氏物語もそうだが、古典とは、そういうものなのか?だからこそ、読み継がれているのであろうか?という疑問を感じた。2020/01/31
Vakira
44
平安時代の小話をまとめた今昔物語を水木しげるさんが漫画化。平安時代末期に収集された説話集。今頃になって水木しげるさんの描く世界が好きになり買ってしまう。なにこれ知ってる。芥川龍之介の「藪の中」「鼻」だったり、この漫画読んで龍之介の物語は実は「今昔物語」だったと知る。水木さんの描く女性、艶かしくエロいです。男とのギャップが凄。今昔物語 現代版あれば読んでみたくなりました 2019/10/04
小梅
42
立川マンガパークにて。2015/04/01
Syo
37
試験には効かないけど なるほどと。 高校の入試に よく出てきたと 思っていたけど 絶対 使えないネタが 多かったぞ。2019/11/20




