内容説明
世界の登山史に輝く名クライマーが、学校嫌い勉強嫌いだった自らの少年時代を語り、小中学生のためのアルピニスト・スクールを開いた経緯を記す本書は、山の本であると共に、すぐれた教育書でもある。「基本的には子どもが嫌い」という著者と、危険や厳しさの中で、喜びを得、行動力を獲得していく子どもたちとのやりとりは感動的だ。
目次
第1章 ヒマラヤへの道
第2章 勉強も先生も、学校も嫌いだ
第3章 一五歳の社会人
第4章 ロッククライミング
第5章 ジュニア・アルピニスト・スクール
第6章 ウータンと子どもたち
第7章 山で働く喜び
第8章 おとなと子ども