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出版社内容情報
ナガスネヒコに石牢に入れられたツノミは自力で脱獄に成功し、山の豪族弟ウカシの協力を得て山中を彷徨うイワレヒコ一行と再会する。〈解説〉山折哲雄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けやき
23
【再読】安彦版古事記第2部。漫画。4巻。2024/08/25
shimashimaon
6
『ナムジ』に引き続き本作も感動的でした。今回とくに強く感じたのは、歴史の役割についてです。私は近現代史ファンなのですが、それは「歴史」が現在に繋がっていると思うからです。この場合「歴史」は事実でないといけない。古事記はそれを編纂した人々にとっては近現代史であった。著者が「人の記憶はしかとしたカタチを失っても奇妙に消え去らぬものなのだろうか」と言う時、内容の真贋ではなく「奇妙」で曖昧だけれども胸に響くものとして受け継がれていくという役割もあるのだと思いました。古代史はそのようにして味わうものかなと思います。2023/03/25
karutaroton
4
イワレヒコさん聖人やなー。大台ヶ原に神武天皇の大きな銅像があったのを思い出した。葛城の高鴨神社下鴨神社は是非行きたい。2024/10/13
nori
4
I do not feel chemistry with the story which is conquer of 出雲 by 筑紫 and marriage of prince 磐余彦 with princess 伊須気余理. However, it is important to set various hypotheses. Manga is good media that scenery of each events must be visualized. I will try 大国主.2014/09/12
よきし
3
あまりに切ない物語。どれほど頑張っても砂のように崩れていく建角身の苦しみが辛い。全てのボタンははじめから一つ掛け違えられてきた、そう突きつけられている気がする。命に変えて守ると誓ったイワレヒコとの断絶がどれほど辛かったろう。そしてようやく訪れた穏やかな日々の先にあった結末に胸をかきむしる。他に道はなかったのか、と思わずにいられない。続編、本当に描いて欲しい。2010/09/09
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