内容説明
日本海海戦から大平洋戦争に至る四十年余の間に、火花散る建艦競争によって列国海軍はその偉容を一変させた。戦艦の設計思想を変えた軍艦史上の革命児ドレッドノート。大艦巨砲の究極の結晶大和・武蔵。空母に改装されて数奇な運命をたどった日本の豪華客船…。国家の威信と存亡を担って世界の海に君臨した艨艟たち。軍艦の系譜を通してみる海と日本の近代史。
目次
軍艦の移り変わり
「大和」「武蔵」を造った男たち
日露戦争と連合艦隊
軍艦史上の革命児ドレッドノート
第二次大戦における日本戦艦のライバルたち
英戦艦キング・ジョージ五世級の思い出
ナチスが夢見た幻の十二万トン戦艦
ソロモンの海に消えた戦艦霧島
戦艦艦名考
日本空母の明と暗〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ta283
1
ドイツ12万トン戦艦計画の話が面白い2025/02/08
Jirgambi
1
戦艦の概要、運用のみならず重巡や空母のそれ、艦艇の命名や識別など多岐に話題があがるが、その分各話題が浅くなっている。乗員等の話はほぼ無く艦船「だけ」に興味がある人向け。2014/03/06
