内容説明
大内・尼子の二大強国をほふり、戦国大名となった毛利元就は力で押す猛将ではなく、頭脳で戦う文字通りの智将であった。戦場以外の政治的策略に絶妙の手腕を発揮した謀略戦、一族結束のシンボル・三矢の訓、毛利家の女たち、言行録など、人間・元就の魅力と虚実の生涯を多角的にさぐる。
目次
第1部 謀将・毛利元就(智謀の人毛利元就(古川薫)
戦国の謀略戦(戸部新十郎)
鷲と化す脇柱―吉田郡山籠城戦(井口朝生)
大奇襲までの緻密な謀略―厳島の合戦(白石一郎))
第2部 毛利家の結束(名将一族・毛利家(戸川幸夫)
毛利元就―遺誡状の果たした役割(新井英生))
第3部 毛利家余聞(毛利家の女たち(河合正治)
毛利元就伝記のナゾ―とくに地方史史料よりみて(森本繁)
富田の開城名門尼子氏の滅亡(米原正義)
新名将言行録・毛利元就(榊山潤)
毛利が秀吉と和睦しなかったら(古川薫))
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