中公文庫<br> 季語になった魚たち

中公文庫
季語になった魚たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122027602
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C1195

内容説明

古来、日本人は魚と深くかかわってきた。「桜鯛」「花烏賊」「鯖火」など、歳時記をひもとけば美しい季語が見出される。魚の行動や習性を利用した漁法を研究するかたわら、俳句をたしなんできた著者が、科学的にそして抒情豊かに、魚を詠んだ俳句を鑑賞する。

目次

春(鰆;春の初鰹;浮鯛;桜鯛;鯛網;魚島;鰊 ほか)
夏(マンボウ;鯖火;夏の旗魚;石首魚;伊佐木と石鯛;目張と目光 ほか)
秋(太刀魚;秋刀魚;秋刀魚網;秋刀魚焼く;鰯;鰯網;秋鰹 ほか)
冬(鰤起し;鰤網;鱈;鱈と幽霊網;海豚;鮫;捕鯨 ほか)
季語のなった魚たち(季語のなった魚たち;船霊;魔法の餌;南無エビスさま;漁火;鎌倉と初鰹;チカ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomaton44

1
魚の本とも、俳句の本とも、何とも言えないほんわかとした雰囲気の一冊。俳句を嗜むわけではないが、それでもそれぞれの魚のもつ季節感などは伝わってくる。そして、その季節感だけじゃなくて、生態や文化的な側面も、うっすらとだが触れられている。思いのほかに教養になる一冊。2016/04/23

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