内容説明
男女雇用機会均等法施行から十年、就職・仕事・結婚・出産・育児など悩み尽きない女性たちへ―。多くの女子学生を社会に送り出してきた大学教授の立場から、女子卒業生の追跡取材、企業の人事担当者・女性キャリア・労働省担当官などへのインタビューを交え、高学歴女性の活用が構造的課題となりつつある日本社会の未来に生きる、素敵なワーキングウーマンへの道を提言する。
目次
プロローグ いまどきの女子学生気質
第1章 「女子学生亡国論」について
第2章 「均等法」は女性の味方か
第3章 総合職と一般職と
第4章 女子学生の意識変化
第5章 悩めるワーキングウーマン
第6章 高学歴時代の結婚
第7章 ワーキングマザーの憂うつ
エピローグ なお残る問題は…