中公文庫<br> 名将たちの決断

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中公文庫
名将たちの決断

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  • サイズ 文庫判/ページ数 445,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122024694
  • NDC分類 392.8
  • Cコード C1195

内容説明

構想20年、膨大な資料調査と、徹底したフィールドワークによって集大成された、名将たちの時代を超えた行動学のすべて。ウエリントン卿、モルトケ大将、ネイ元帥、パットン大将、そして福島・児玉大将…。彼ら高級将校の名将たるゆえんを、その生涯を追うことによって明らかにした本書は、現代のトップマネージメントのためのビジネス書としても、必読の力作である。

目次

ウエリントン卿(イギリス)
ミシェル・ネイ元帥(フランス)
ウィリアム・T.シャーマン大将(アメリカ)
ヘルムート・フォン=モルトケ大将(ドイツ)
マリー・マクマオン元帥(フランス)
チャールズ・G.ゴードン少将(イギリス)
ヘクター・マクドナルド少将(イギリス)
ルイ・ボタ将軍(南アフリカ)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

26
名将たちの決断と銘打って、主にナポレオン戦争以降の将官を紹介している。著者は、戦略レベルの軍事行動、攻勢と、政治力も合わせて能力がある将官を高く評価している。ナポレオン戦争では、ネイを選んでいたが、ダヴーを紹介して欲しかった。ソ連の将官はそもそも人命への扱いが粗雑すぎると紹介されず。守戦の名手も紹介があったら嬉しかった。火消しのモーデルやフィンランドのマンネルヘイムなど。2019/03/17

ピオリーヌ

6
著者50冊目の作ということで、資料収集。フィールドワークといい作者の気合が乗っている本。ウェリントンからマシュまで19世紀以降の名将について語られる。近現代史に疎い私として初めて聞く人名もいくつかあり楽しく読めた。常勝軍を率いたゴードンの終焉の地となった、ハルトゥームの戦いが印象に残る。2020/05/31

鴨の入れ首

1
ナポレオン戦争から第二次世界大戦後のフランス五月危機まで、古今東西の15人の将軍たちの生涯を軍事的側面を中心に大まかに辿っていました。文章が平易で、とりあえず19~20世紀のヨーロッパ戦争史を学ぶきっかけにはなりました。ウェリントン公爵やパットン将軍のような著名人だけでなく、名前も事績も全く知らなかった人物も多かったのでそれはそれで興味深かったです。但し柘植さんはヒトラー寄りの立場で物を書いているので、その辺は気を付けた方が良いかも知れません。2024/03/03

まりえ

1
・名将と言われ、実績を残した人物ほど、現場経験を積んでいる2013/08/11

本道時文

1
著者が選ぶナポレオンの時代から第二次世界大戦、スエズ動乱などの近現代の名将たちを紹介する本。ナポレオンの時代から始まるのにナポレオンは皇帝ということであえて除外されています。外国人から日本人も載っていて歴史を変わった角度で読むことができた。ウェリントン卿、モルトケ、児玉源太郎、グーデリアンなどその他色々と書かれていて歴史を読むときの入り口になった。2013/04/04

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