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出版社内容情報
人間の心の複雑さを理解できずに人を死なせたKは初めての挫折を味わう。一方、芝は連続殺人事件の背後に、Kを作った〈マザー〉の影を感じていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルー
12
特撮のテレビ版とは違うストーリー。なんとも言えない悲壮感漂う雰囲気は石ノ森らしい。人間に憧れていたロボット刑事がそれを諦めて機械らしく生きようとするところが特に悲しい。2016/10/01
ぐうぐう
3
しかし、ロボットという形状に目を奪われていると、この作品の本当の良さに気付きづらいかもしれない。これはベテランと新人刑事とによる、伝統的なバディストーリーとしての漫画でもあるのだ。2009/02/20
はえ太
2
終盤の展開は無理があるものの、Kの人間への憧れを捨て機械として生きる決断は悲壮感漂う。キカイダーが最後に悪の心を受け入れて人間同様になったのとはちょうど逆なんだなーと感じたり
ありうす
1
自炊を期に再読。周囲のKに対する仕打ちが理不尽すぎる。タンパク質でできたロボット・ヒトが、鉄のロボットを排斥するなんてちゃんちゃらおかしい。2014/02/11
きゃろる
1
人間らしくないことに葛藤した末、人間の持つ邪悪と闘うために機械らしく生きることを選択するKの心情の変化が面白かった2017/06/26