中公文庫コミック版 藤子不二雄Ａブラックユーモア短篇集 〈１〉

藤子不二雄Ａ

中央公論新社（1995/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 262p／高さ 16cm
• 商品コード 9784122024069
• NDC分類 726.1
• Cコード C1179

出版社内容情報

不器用な理髪師　内気な色事師　無邪気な賭博師　一本道の男　諸芸百般道けわし　魔雀　夢魔子（全５話）　ひっとらぁ伯父サン　他3篇収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山田太郎]

SFっぽいのは好きだけど、この手のちょっとホラーっぽいのはちょっと苦手だなと。

2016/04/07

[森林・米・畑]

藤子Ｆ氏と藤子Ａ氏との漫画の路線は全く方向性が違うというのがよく分かる。まんが道を読んで知りましたがＡ氏はＦ氏と違い酒もゴルフも麻雀も嗜む。自分の持ち味を作品に活かしているし、人間観察力にも恐れ入りました。昭和40年代頃の作品ゆえ、絵や生活習慣が古いのも納得。ブラックだけど、独特の絵が安心感も与えてくれる。

2023/02/20

[good speed]

ブラックユーモア好きにはたまらない一冊です。「ひっとらぁ伯父さん」とか今じゃ絶対に載せられないだろうなぁ(笑)「マグリットの石」が一番好きです。続きが楽しみ。

2015/02/02

[緋莢]

15篇収録（うち「夢魔子」が5話）。ほとんどの話が「黒だよ…真っ黒！」(By K'）って感じで、ユーモアとつけていいのか？と思うようなものです（「内気な色事師」とか 完全に後のストーカーと呼ばれるやつの話ですし）「不器用な理髪師」は、後に「笑ゥせぇるすまん」で少し変えて使ったんだろうなぁと思いましたし、「無邪気な賭博師」は、後の「シャドウ商会変奇郎」 っぽいな、と（こっちの話の方が理不尽ですが）（続く

2023/07/08

[sskitto0504]

今じゃもっと怖いものとかもでているし、オチが弱い話は多いがいろいろと今では出来ない表現もあって興味深い。

2015/07/19