内容説明
62年の地震に続く79年のベスビオ火山噴火で壊滅したポンペイとヘルクラネウム。犠牲者は少なかったという定説を覆して、1980年代に入ってから発見された多数の死者は何を意味するのか。ベスビオ大噴火の様相を時々刻々と再現しつつ、繁栄を謳歌したローマの古代都市滅亡の謎を追った、現代文明への警鐘ともなる異色の歴史ドキュメント。
目次
1 ポンペイ、ヘルクラネウムへの道
2 遺跡は語る―発掘史一べつ
3 ポンペイ―ローマ文明の縮図
4 ベスビオの寵児―ヘルクラネウム
5 ベスビオをめぐるジオドラマ
6 ローマ帝国衰亡論と鉛中毒
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