熱風団地

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  • サイズ B6判/ページ数 472p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041095645
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの小国“ベサール”の王子を捜してほしいと依頼を受ける。軍事クーデターをきっかけに王族の一部が日本に逃れていたのだ。佐抜は“あがり症”だが、ベサール語という特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は王子の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。ベサールの民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に翻弄されながらも、佐抜は大きな決断の舞台に近づいてゆく――。

内容説明

フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの小国“ベサール”の王子を捜してほしいと依頼を受ける。軍事クーデターをきっかけに王族の一部が日本に逃れていたのだ。佐抜はあがり症だが、ベサール語という特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は王子の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。ベサールの民主化を警戒する外国勢力や日和見を決め込む外務省に翻弄されながらも、佐抜は大きな決断の舞台に近づいてゆく―。

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。代表作に『新宿鮫』(吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門)、『無間人形 新宿鮫4』(直木賞)、『パンドラ・アイランド』(柴田錬三郎賞)、『海と月の迷路』(吉川英治文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

237
大沢 在昌は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者には珍しいバディ物、快調に一気読みでした。ヒナ(元女子プロレスラー「レッドパンサー」)が、魅力的です。日本の少子高齢化&人口減が加速すると、古い大規模団地が、外国人に占拠されて熱風化するかも知れません。 https://www.sankei.com/article/20210827-A6W32JFFIBOH3KAL3K5OG75SC4/2021/09/13

おしゃべりメガネ

139
久しぶりの大沢先生作品です。アガリ症の観光ガイドと元女子プロレスラーのコンビが東南アジアの小国『ベサール』の王子を捜してほしいと依頼を受けます。大沢さんの作品にしては、ちょっと軽めで読みやすさは相変わらず健在ですが、正直ボリュームの割にはちょっと薄味だったかなと。アガリ症の主人公のはずが、全然そんな片鱗はみせるコトなく、むしろ果敢にコミュニケーションをとりながら、次から次へとトラブルを対処していきます。読んでて楽しかったのは二人のやりとりだけで、他はちょっと微妙で、ベサール語の部分が読みにくかったです。2021/10/03

ゆみねこ

70
東南アジアの小国ベサール(架空)でクーデターが起こり日本人の第二夫人と王位継承者の王子が日本に滞在中。しかし王子はかなりの悪ガキで家出中。王子の行方を探すことを依頼されたのは旅行ガイドでベサール語が話せる佐抜と元女子プロレスラーのヒナ。アジア系の住人が多く住む団地を舞台に中国人、ベサールのレジスタンスグループ、外務省が入り乱れながら王子を追う。かなり面白かった。2023/03/18

kei302

68
会話文が多いのは気になるが、目新しい切り口で面白かった。日本にいる王子を探せ。チャラくて軟派な16歳のケント王子。何も考えていない。熱風「団地」・・熱風の団地? に家出中。 熱気とスパイスの香り、生命力、逞しさなど、とにかく“熱い”団地。主人公は口べたでおとなしいフリーの旅行ガイド佐抜。格好良くない。 相棒は元プロレスラー、若くて美人でスタイル抜群とは真逆なのが好ポイント。40歳。佐抜が図太くなっていくところとケントの精神的な成長と自覚が読みどころ。 2021/09/09

R

65
日本が舞台だが、架空の国と架空の異国人団地を扱った内容で、いかにもありそうな感じと、アジアの雑多なあれこれが感じられる面白いエンタメ小説だった。主人公が控えめなんだがちゃんとしてて賢いのと、相棒が元女子プロレスラーだけど暴力を行使しないという絶妙なバランスと組み合わせが見事で、風変りな探偵物語になっても違和感なくとても楽しめた。様々な皮肉やオマージュが投影されていると思うけど、説教臭くなく、本当にこんな感じっぽいなと国家と人の関係を軽妙に書き当てていて楽しかった。2024/06/24

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