内容説明
早春の芽吹きを探すピクニックの幸せ、秋深まる渓流での釣りの楽しみ、そして雪中に獲物を追う鷹狩りの豪快さ。浅間の山麓に移り住み、雑種ばかり四匹の犬と暮らす都会育ちの青年が、太古から続いてきた人と犬とのすばらしいふれあいを語り、四季折々の自然の中で、愛しい犬たちとともに生きる喜びを綴る。
目次
イヌたちと僕らと我が家の紹介
登場人・犬・猫物紹介
イヌとともに四季を楽しむ
イヌ事始め
ヒトはどうしてイヌを愛するのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoichi Kambe
1
*住んでいるのは軽井沢の山の中だ。身近な自然や散歩のコースには事欠かない。夏には別荘客が来て混み合うが、それでも都会ほどにはならない。オフシーズンには、ひと山に数家族しか暮らしていないので、たとえイヌが吠えたとしても、苦情を持ち込まれることもない。 *野生の動物たちは、ヒトの作った道を歩くのか好きだ…動物たちにとっても歩きやすい。…同じ道を…キツネ、タヌキ、ウサギ、ヤマドリ、カモシカ、クマなんかが使っている。 *室内ではネコと平和に暮らしているイヌも、屋外ではその同じネコを攻撃することもある。抑制捕殺衝動2022/10/07