内容説明
都会暮らしを捨て、夫と共に牧場を経営して二十年。井戸を掘り、畑をつくり、動物の面倒をみる毎日は矛盾と失敗だらけだったけれど、自然しか取柄がないと思われた田舎の生活は、知恵と工夫で豊かで面白いものになり、牛の世話や人工授精を通して政治・経済や生命の世界まで見えてきた。田舎暮らしの豊かさ、農業の楽しさを伝える大地からのメッセージ。
目次
1 都会暮らしを捨て、新天地へ
2 泣いて!笑って!農業一年生
3 牛舎は朝日に輝いて
4 心豊かな生き方いろいろ
5 欧州の大地から学んだもの
6 妻として、母として、女として