内容説明
私はミナコ・サイトウ。ヨーロッパの上流社会ではよく知られた名前です。18歳でロンドン大学のチェルシー・カレッジに留学し、フィレンツェで美術史を学んで8年間、私がどのようにしてハイライフを体験したかをお話ししましょう―超アッパークラスの友人たちとの華麗な交友を記すユニークな留学記。
目次
1 小さな芽ばえ
2 チェルシーの夏の終り
3 女友達
4 カレッジの午後
5 ロールス・ロイスの日々
6 ソニアとヴィリーとらくだの王子
7 たいくつな夜
8 カジノの夜景
9 ボーイズ・イン・ロンドン
10 グッバイ・ティーン
11 自分を探して
12 寒いお話
13 テヘラン珍道中
14 イタリア大好き
15 運転免許の話
16 ハンティングと栗の声
17 シャンパン島とうつぼ島
18 ラ・ファミリア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
patapon
1
1970~80年代にヨーロッパで生活していたという著者の留学体験記。その後の留学先の学校に在籍していた記録がないなどの雑誌記事を読んでいたため、著者は本当はどんな人だったのかなあ、と不思議な思いで読み終わりました。2019/11/08
加藤 勤
1
「私はミナコ・サイトウ。 ヨーロッパの上流社会ではよく知られた名前です。」いったい彼女は何者だったのか、ふと思い立って知りたくなり処女作を読んでみました。今生きていらっしゃったら、何をされていたのか、考えさせられました。 https://ameblo.jp/bookstama/entry-12328709984.html2017/11/15