内容説明
現代の科学技術文明は、遠からず衰亡する運命にある。我々は人類の存続をかけて、新しい世界観を学ばねばならない―。インドを旅し、インドの人々と出会い、その深い精神文化のなかに、我々の進むべき道をさぐる。
目次
1 インドとの出会いは超大金持のエリートだった
2 インドを鏡として日本をみる
3 人はバラナシで「天国へのパスポート」を手にする
4 バクシー―明日のあなたに神が幸せをもたらしてくれますように
5 働くことを欠いたら人間は不完全になる
6 自然に逆らうか、順応するか、という二つの哲学がある
7 インドは「精神」の世界をもちつづけている
8 現代文明はエントロピーを加速度的に増大させる
9 エントロピーの法則で計ればインドは「超先進国」である
10 「北」の国は自然に逆らって崩壊し「南」は自然の理に沿って生き残る
11 道は必ずある