内容説明
生きてゆく上での悩みと苦難をすべて救ってくださる、と説く「観音経」を、自らの人生体験に重ねた独特のの法話で、わかりやすく説き明す。
目次
1 観音経(漢訳とその訳)
2 慈悲の観音―観世音菩薩と「観音経」
3 信と実践―信ずること
4 一心称名―皆得解脱
5 七難―人生の七つの苦難
6 三毒―貪・瞋・痴
7 二求章―知慧と慈悲
8 三十三の化身―而為設法
9 三十三の化身(つづき)―救いの示現
10 瓔珞章―自在神力
11 偈―念彼観音力
12 偈(つづき)―福聚海無量
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おせきはん
22
人々を救う観音様の愛の深さ、観音信仰とはどのようなものかが、よくわかりました。「南無観世音」と唱えることが呼吸を整える呼吸法にもなるのは、本当にありがたいですね。2024/07/12
おさと
6
本の交換会での頂き物。仏教より神道のほうが私にはしっくりくるなあ、やっぱり。「愛とは」…惜しみなく与えるもの、ということかな。2017/01/01
むじな
1
南無観。[具一切功徳 慈眼視衆生 福聚海無量 是故応頂礼]2022/02/09
kiiseegen
1
数々、国宝・重文の観世音菩薩を参拝して来ても観音経はまったく知らず・・・仏像は観ても教義は知らない状態だったが、ようやく脱却。分かりやすい寂聴本を選んで大正解だ。観音信仰が如何なるものか充分理解出来た。念彼観音力。2015/07/20
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