中公文庫<br> 外政家としての大久保利通

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中公文庫
外政家としての大久保利通

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122019850
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C1121

内容説明

明治7年、台湾出兵に続く北京談判は、近代日本の地固めとなった外交事件である。自ら困難な全権の役を引受けた大久保利通は、冷徹な現実認識、驚異的な粘り、強い責任感と信念、そして奇策と威嚇、おのれの政治的資質のすべてをかけて交渉にのぞむ―。愛国的自由主義者が太平洋戦争中、現実政治に対する鋭い弾刻を秘めて執筆した、責任政治家の理想像。

目次

第1章 征韓論を中心に
第2章 征台を敢行するまで
第3章 日清間の予備交渉
第4章 全権弁理大臣として
第5章 北京談判の行詰り
第6章 交渉妥結に到る
第7章 大久保の心事と政策

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miwa

0
父の本棚から。でももうギブアップ(>_<) 難しすぎる…2023/01/20

中年親爺

0
軍備を背景とした外交交渉。そのうえ緻密な理論武装して徹底的に有利な状況を創り出す意思力に感銘する。その心は、けっして責任回避しないという強い姿勢であろうと思う。★その心中に日清連携、日支親善の大義があったとは驚きだ。2019/12/15

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