内容説明
陶磁器の産地、愛知県常滑に育ち、京都に遊学、志賀直哉、和辻哲郎の影響下に日本美を追求し、戦争の破壊からこの国を救うべくついに世界連邦構想に到達した哲学者―谷川徹三。明治、大正、昭和、平成の四代を生きた美と人生の思索者が、生い立ち、師承と交友、読書体験や旅などを回想し、精神遍歴の遙かな軌跡を振り返る。
目次
私の履歴書
敗戦前後
東洋と西洋という観点からの現代日本の課題
ベートーヴェン体験
トインビーから私の学んだこと
トインビーとラッセルの中国観
3度目のギリシア
陶磁器の産地、愛知県常滑に育ち、京都に遊学、志賀直哉、和辻哲郎の影響下に日本美を追求し、戦争の破壊からこの国を救うべくついに世界連邦構想に到達した哲学者―谷川徹三。明治、大正、昭和、平成の四代を生きた美と人生の思索者が、生い立ち、師承と交友、読書体験や旅などを回想し、精神遍歴の遙かな軌跡を振り返る。
私の履歴書
敗戦前後
東洋と西洋という観点からの現代日本の課題
ベートーヴェン体験
トインビーから私の学んだこと
トインビーとラッセルの中国観
3度目のギリシア