内容説明
古代殷王朝の形態、秦から明代の長きにわたって構築された万里の長城、世界史上最大の征服者チンギスカンなど、古代から中世の各時代の特色あるテーマを掲げ、専門の深い学識を基礎に広く内外の研究をとり入れながら、平易かつ面白く中国を語る。
目次
殷虚の発見
稷下の学士
万里の長城
西域都護
出師の表
清談
盛唐の長安
宋の党争
草原の史詩
宦官提督
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラス
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手軽に読める、中国史のエピソード集、という感じ。通史ではなく、章ごとにテーマを設けて語るというスタンスなので、気楽に読める。固有名詞がやや多めなところが欠点と言えば欠点だが、それ以外は良い。あまり難しいことを語らずに、なるたけ事実を列挙して歴史を語るというスタイルなので、手軽に歴史書を読みたいという要求に答えてくれる。2018/02/21
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