中公文庫<br> シリア―東西文明の十字路

中公文庫
シリア―東西文明の十字路

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122017856
  • NDC分類 228.2
  • Cコード C1122

内容説明

ヨーロッパ、アジア、アフリカの三大陸を結ぶ要衝の地に位置し、東西文明の中継地として多くの文化遺産を残したシリア。アルファベットを生み、ユダヤ教、キリスト教を創り出し、イスラム教の成立と発展を促し、更に、東はインド西はスペインに至るローマ帝国を凌ぐウマイヤ朝を誕生させ、華麗なるイスラム文化を開花させた…。中東が世界の中心であった古代から現代まで、波瀾にみちたアラブ民族五千年の興亡を描く。混迷する中東を根源から知る、格好のアラブ史入門書。

目次

歴史上の位置
地形と気候
先史時代
古代セム人
ヘレニズム時代
ローマ人とセム人
ビザンテイン人とアラブ人
イスラム教徒の征服
ダマスカスの栄華
ウマイヤ朝治下の生活
アッバース朝の属州
小王朝の時代
ファーティマ朝とセルジューク朝の下で
十字軍
アイユーブ朝とマムルーク朝
オスマン朝トルコの属州
知性と民族主義の振興
戦争、圧制、疫病、フランスの委任統治下で
独立共和国

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

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ヒッティ, P.K.著1991年発行、小玉新次郎訳の、文庫版である。この春にシリアに行くので、先生から教えていただいてまず読んでみた。古代文明、ギリシャ、ローマ、ユダヤ→キリスト→イスラームの各一神教、十字軍、世界大戦、イスラエル問題、とどの時代も激しく揺れ動く当該地域の歴史が概観できる好著。もう少し、じっくり読むべきなのだろうが、とりあえず今はざっと読んで、もう一度読み直してみたい。2011/02/04

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