内容説明
動物の顔をひきつぐものとしての人間の顔、その機能と表情のもつ意味、人種間の相違、そしていい顔であることの条件などをわかりやすく解く。人類学の碩学による類書のない格好の読物。
目次
なぜ顔が気になるのか
顔のたどった道
顔の部品
表情のしくみを探る
見られるものとしての顔
顔と心
日本人の顔と表情
顔を装う
顔に託すもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむだ
1
顔について人類学的見地から考察した一冊。1985年に出版された古い本ではあるが“顔”について基本的なことが書かれているので、入門書としてお勧めできる。2013/02/11
ホークス
0
人類学者の著者による、顔に関する生物学的、文化人類学的、その他諸々の知識、見解。読み物として書かれており、難しい専門用語も平易に表現されている。専門分野とはいえ、とにかくすごい執念で、顔関係の話題を集めてあり、古い本ではあるが面白く読めた。2014/06/27
沖永
0
もうあまり手に入らないかもしれないけれど、顔について興味がある人は必読と言って良いだろう2012/08/02
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