内容説明
クルマ大好き。でも、ずーっと助手席。クルマは止まるために走る。そして車体は肉体、ともにボディなのだ。だから暴力化し、瞑想する。かずかずの名車にデザインの最先端を発見し、車窓から現代を眺め、考える。
目次
立派に、助手席人間
水も漏らさぬCAR精神
操縦すること自体が芸術だ
ロールス・ロイスとロマネスク
コルベットよ、脇目もふらずつっ走れ
実感、ミニ・クーパーならではの
自動車は止まるために走る
わがあくがれのドライヴァー讃
とりあえずの世の中にオートマティック
暴力するクルマ、瞑想するクルマ
ジウジアーロのクルマにアルマンディのシャツ
オープンに乗ってカプセルを知る
助手席人間、うなずくことしきり〔ほか〕