内容説明
長年聴きつづけてきたクラシック音楽。美しく荘厳なオペラの圧倒的魅惑。そして、偉大な音楽家たちの名演奏の数々。忘れえぬ貴重な音楽体験を通して、クラシック音楽への深い造詣と音楽を聴くことの無上の歓びを伝える名エッセイ集。
目次
わたしの好きなレコード
“本場の音”
オペラは何語で歌うべきか
男と女
メロディーは死滅したのか
ロシア音楽
ニューヨーク音楽日記
音楽批評あちらこちら
古いレコード、新しいレコード
100年目のバイロイト
“3大”だけがモーツァルトではあるまいに
音楽と文学