内容説明
第一次世界大戦前、ドイツの近東外交政策の犠牲となり、トルコ皇帝に売られハレムに幽閉された財閥夫人エリス・ケルレルの数奇な物語。ハレムの女からサルタンの妃にのし上がった運命の女を描く長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
16
とある若き白人美女が悪いヤツにかどわかされ、幽閉されてエロエロなヒドイ目にあわされる、という橘美女受難モノのテンプレ展開なのです。しかしワルモノが他の話ような類人猿とか獣人とか人外と違って、曲がりなりにもオスマンのスルタンという比較的常識の通じる相手だったのでヒロインが一念発起してスルタンを篭絡、第一夫人におさまって権力を武器に復讐に転じるもトルコ革命が間近に迫っていた、というお話。一見歴史大作(史実は半々くらい)のようですが、後半復讐ターンになると則天武后ノリのグロさになるのがやっぱり橘作品です。2015/03/10
よしだ まさし
1
橘外男『コンスタンチノープル』中公文庫を読了。 以前、『地底の美肉』を読んで辟易した記憶があり、本書もおそるおそる手に取ったのだけれど、恐れていたようなおぞましい描写もなく、やたらとリーダビリティが高くて、一気に読み終えてしまった。 時は第一次世界大戦の直前。ドイツの大金持ちの武器商人の妻となった踊り子のエリスは、、トルコ皇帝の罠にかかってハーレムに幽閉されてしまう。そこで恥辱のかぎりの体験をするのだが、屈辱的な立場から抜け出すためにありとあらゆる手練手管を使って皇帝の寵愛を獲得し、やがてハーレムの中での2014/08/14
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