感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むん
2
魚津市や黒部市から見える山域を対象とした、作者が高校生から40歳代（1955〜82）の年代順山行記。富山の山、スキー山行、地方の山岳会の様子など知らないことが多く面白い。途中、ｴﾍﾞﾚｽﾄ遠征や奥山章を意識した記述もあるが佐伯さんの目は地元の山に集中している。どのような山が【会心の山】なのか。人の後ろを登ることではかなわない。単なる高さや困難さでもない。「どんな小さな山行であれ、正しいもの、美しいものとして成し遂げ」「自らの発想で全力で登った山」と言う。【会心】の説明は難しいが山の内容で会心に納得した。2015/11/11
yamakujira
1
剣岳、北ア北部、頚城山塊など、魚津在住の著者が精力的に歩いた地元の山々。知られていない山にも、それぞれの魅力があるんだなぁ。 （★★★☆☆）
