感想・レビュー
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うえ
3
萬葉びとの生活「萬葉びとと呼ぶのは、此間に、此国土の上に現れて、様々な生活を遂げた人の統べてを斥す…萬葉集の作者として、名を廿巻のどこかに止めて限るのではない」「政治史よりも民族史、思想史よりは生活史を重く見る私共には、民間の生活が、政権の移動と足並みを揃へるものとする考へは、極めて無意味に見える」「教養あるものは笑うてゐたが、妻敵うちは近世まで、武士の間に行はれてゐた。此を笑ふ武士とこれを面晴れと考へる武士とが、少くとも、二三百年は対立して来た…百鬼夜行を見る程な荒い復讐手段であつた」2017/10/17
メーテル/草津仁秋斗
1
読了。折口の古代国文学に関する論集。主なものは万葉集だが、民俗学的な側面もちらほらのぞかせる。2015/11/16
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