出版社内容情報
二つの時代が、偉大なる文化発展において対立している。すなわち、ゲマインシャフトの時代に、ゲゼルシャフトの時代がつづく――。ゲマインシャフト(親密な共同体)とゲゼルシャフト(公共世界)。社会の二類型を定式化し、文化は前者から後者へと発展すると捉える。1887年の初版刊行以来、社会学の発展に大きな影響を与えた、コミュニティ論の古典。縮約版。〈解説〉大澤真幸
第一篇 主要概念の一般的規定
主題
第一章 ゲマインシャフトの理論
第二章 ゲゼルシャフトの理論
第二篇 本質意志と選択意志
第一章 人間の意志の諸形式
〔第二章 対立の解明 *省略〕
第三章 経験的意義
第三篇 自然法の社会学的基礎
第一章 定義と主題
〔第二章 法における自然的なもの *省略〕
第三章 結合された意志の諸形式
付録 結論と概観
訳者解題
【目次】
内容説明
社会学の最も重要な概念を定式化したコミュニティ論の古典。
目次
第一篇 主要概念の一般的規定(主題;ゲマインシャフトの理論;ゲゼルシャフトの理論)
第二篇 本質意志と選択意志(人間の意志の諸形式;対立の解明(省略)
経験的意義)
第三篇 自然法の社会学的基礎(定義と主題;法における自然的なもの(省略)
結合された意志の諸形式―自治共同体と国家)
付録 結論と概観(1~6、8・9 省略)
著者等紹介
テンニエス[テンニエス] [T¨onnies,Ferdinand]
ドイツの社会学者。1855年、ドイツ北部に当たるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の農村に生まれる。1872年、シュトラスブルク大学入学、その後テュービンゲン大学等で学ぶ。1881年キール大学私講師、1913年同大学の正教授に就任。1909年にM・ヴェーバー、G・ジンメルらとともにドイツ社会学会を創設し、会長を務めた(1909~33年)。1933年、ナチズム批判をし、大学の職を追われた。1936年没
重松俊明[シゲマツトシアキ]
1905年福岡県生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒業。社会学者。京都大学名誉教授。1979年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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