中公クラシックス<br> 西洋の没落〈2〉

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西洋の没落〈2〉

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  • サイズ B40判/ページ数 279p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121601759
  • NDC分類 201.1
  • Cコード C1220

出版社内容情報

世界史とは何か?歴史の論理は存在するのか?起源・土地・国家・貨幣など諸文化を発展的にたどり比較分析。唯一無二の大著を復刻。

内容説明

歴史の論理は存在するのか?起源・土地・国家・貨幣などから世界史を発展的にたどり第三世界の優位性を叙述。

目次

第1章 起原と土地と(宇宙的なものと小宇宙と;高度文化の群)
第2章 都市と民族と(都市の魂;文明の形態語 ほか)
第3章 アラビヤ文化の諸問題(歴史的仮晶;概念 ほか)
第4章 国家(身分の問題;男と女と ほか)
第5章 経済生活の形式界(貨幣;経済像と経済生活 ほか)

著者等紹介

シュペングラー[シュペングラー] [Spengler,Oswald Arnold Gottfried]
1880~1936。ブランケンブルク生まれ。ドイツの哲学者・歴史学者。ミュンヘン、ベルリンの各大学で数学、自然科学、哲学、歴史、芸術を学んだ。1904年、ハレ大学でヘラクレイトスの論文により学位を取得、以後高校の数学教師を務め、11年、退職。ミュンヘンで著述に専念し、『西洋の没落』(Der Untergang des Abendlandes)の第1巻を第一次世界大戦中の18年、第2巻を22年に上梓した。本書はベストセラーになり、ヨーロッパ文化中心主義に対して大きな衝撃を与えた

村松正俊[ムラマツマサトシ]
1895(明治28)年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。文学博士。慶應義塾大学、日本大学、東洋大学などで教鞭をとるかたわら、『新思潮』『種蒔く人』『詩聖』などの同人として、文芸評論、社会評論、詩作などを発表。著書のほか詩集も多く上梓、翻訳など多数。1981(昭和56)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

41
人間は一文化の発生以前に無歴史的であるのはもちろん、一文明がその完全な最後的形態を完成し、これによって文化の生きた発展を終結させ、意味ある現存在の最後の可能性を使い果たしてしまうと同時に、ふたたび無歴史的になるという事実である(24頁~)。都市は知能と貨幣(傍点) とを意味する。都市に対して土地は田舎である。しまいに土地自身、小都市と大都市さえも 世界都市(傍点)に対しては田舎となる(29頁)。民族とは魂の単位である(42頁)。 文化の様式をなしている民族を 国民(傍点)と名づける(45頁)。2017/08/21

てれまこし

10
シュペングラーの出発点はギリシャ・ローマを西洋の始原と見ずに他者化したところにある。「歴史」という概念がマギ的なもので、「成ったもの」しか見ないギリシャ・ローマはこれを知らなかった。ギリシャ・ローマを切り離すことによって、意志の力を重視したゲルマン的伝統が西洋文化の原理として取り出される。日本で言うと、古代を始原ではなく他者として中世から見るということだから、かなりラディカルなパラダイム転換。柳田国男などがとった立場と近い。文化をある土地に繁茂する一つの有機体と見るから、文化の内的発展には必然性がある。2021/06/20

Ohe Hiroyuki

2
二巻では、宗教、貨幣、国家に着目して、いかに次代が流れているかが考察されていく。一巻に引き続き、本書にある知識の深さと広さには目を眩ませるばかりであるが、それ故に100年前の読者を惹きつけ、今でも語り継がれる書籍であるといえよう。▼私個人として興味があるのは、本書で触れられているのは短いが、憲法と議会についての考察である。議会主義は崩壊しつつある、という記載が興味深い。2022/09/22

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