壊れゆく日本へ

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784635310277
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

食の危機をわれわれは超えられるか。食生態学の元祖がその処方箋を明かす。

目次

第1章 自然からの報復(自然界が人類を淘汰する;短命化と人口減少は不可避;「人口減少」本当の理由;今そこにある鳥インフルエンザ;伝染病が急襲する;有機水銀症とセレン;奇形が多発する;奇形時代を生きる;皮膚が危ない;寄生虫との共生;氷河期の温暖化)
第2章 狂った食(狂牛病の本当;バカ食いのやめ方;キアヌで飢えぬ;離乳食という不思議;カビと生きる;血の色、食の色;食の開拓者と保守派;添加物のツケ)
第3章 崩壊の予兆(かつての予言は今;一日二食論;騒音の聞こえ方;日本語という文化;壊れていく日本語;老いの進行;死について)
第4章 末世の処し方(自然科学を疑う;カラスのポア、人の調整;排泄物の汚さ;末世の忙しがり;顔知らぬ大衆l恐るべし。生物たち;古代人の妙を知る)

著者等紹介

西丸震哉[ニシマルシンヤ]
1923年、東京都生まれ。関東大震災の当日生まれたためつけられた名前。農林水産省食品総合研究所室長などを経て、1980年、自主退官。現在は食生態学研究所所長。極地探検家として世界各地を踏査。足跡は、ニューギニア、台湾、インド、アラスカ、アイスランド、アンデス、南極、カムチャツカ、ソロモン群島、ガダルカナル島、インパール、タイ北部山岳地帯など、枚挙にいとまがない。国内では人類未踏地域に足を踏み入れ、探検と登山の両域で新地平を切り開く。専門はみずからが創設した食生態学。エコロジー学の元祖である。探検と登山はそのためのフィールドワークであり、遊びにもなっている。油彩画家、作曲家、指揮者、エッセイスト、挿絵画家などの肩書をもつ。長野県大町市木崎湖畔の西丸震哉記念館を訪ねれば氏の仕事と遊びの軌跡を垣間見ることができる。著書は50冊以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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