中公クラシックス
宗教改革時代のドイツ史〈2〉

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  • サイズ B40判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121601636
  • NDC分類 234.05
  • Cコード C1222

内容説明

観念論やロマン主義を排し、カール五世治下ドイツの内政外交の混乱と錯綜、収拾を独自の史眼から描き出す、ランケ畢生の大作。

目次

第3書 国民的立場からの改革案実施の試み 一五二一年~一五二五年(ヴィッテンベルク騒擾 一五二一年十月~一五二二年三月;帝国統治院の世俗的・宗教的動向 一五二一年~一五二三年;教理の普及 一五二二年~一五二四年;帝国統治院に対する反対。一五二三年と一五二四年の国会;どのようにしてドイツ国民に分裂が起ったか;農民戦争;カトリック同盟と福音は同盟対立の発端。一五二五年十二月のアウグスブルク国会)

著者等紹介

ランケ,レオポルト・フォン[ランケ,レオポルトフォン] [Ranke,Leopold von]
1795‐1886。ドイツの歴史学者。ザクセン選帝侯国テューリンゲン地方ヴィーヘのルター派牧師の家に生まれ、ライプツィヒ大学で古典と神学を学び、中世史史料を読み込む。ベルリン大学で歴史学員外教授を経て教授となり歴史学を講義した。従来の啓蒙・教訓主義の歴史学から「事実はいかにあったか」という実証主義歴史学を構築し、教育面では演習を重視した。近代歴史学の扉を開いた研究者・教育者だった

渡辺茂[ワタナベシゲル]
西洋史学者。1910年北海道釧路生まれ。東京帝国大学文学部卒業後、東亜研究所入所。専修大学教授を経て名誉教授。ドイツ史、宗教改革史専攻。1996年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なつき

3
『宗教改革時代のドイツ史Ⅱ』読了。引き続いて、ランケ、中公クラシックス、渡辺茂訳。いっやー、おもしろかった。歴史書の記述の感じとかランケの歴史観に慣れてきたこともあるんだろうけど、やはりこう宗教改革が広がっていくさまが心当たりあって私程度の知識であっても読んでて楽しいんだろねえ。2017/07/24

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