中公クラシックス
精神主義ほか

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  • サイズ B40判/ページ数 290p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121601599
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C1215

出版社内容情報

「阿含経」「エピクテータス語録」を経て「歎異抄」に辿り着く清沢。その「精神」の骨格には「万物一体」が刻み込まれていた。

内容説明

「宗教とは信念のもの、学術の進展や時世の変遷には左右されない」主観主義に基づき宇宙万有を見通す精神主義の涵養を説く。

目次

精神主義
精神講話(抄)
教界時言(抄)
宗教哲学骸骨
在床懴悔録

著者等紹介

清沢満之[キヨザワマンシ]
1863~1903。真宗大谷派の学僧。16歳で得度し東本願寺育英教校に入学、さらに東京大学に進学し文学部哲学科を卒業し、1901(明治34)年、真宗大学(現大谷大学)初代学監(学長)に就任する。宗教と哲学を生涯のテーマとし、禁欲的修道生活をすごしながら独自の主観的信仰を説いた。精神主義、教学中心の立場から宗門革新運動を起こして門下生を育て、雑誌『精神界』を発刊するなど、日本仏教の近代化に尽くした功績は大きい

橋本峰雄[ハシモトミネオ]
哲学者、仏教家。1924(大正13)年生まれ。京都大学文学部哲学科入学後西洋哲学を学ぶ。30歳を過ぎて僧籍に入るも神戸大学で哲学、倫理学を講義した。京都・法然院第30代貫主を務め、1984(昭和59)年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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