目次
第1部(聖なる教について、それはいかなるものであり、いかなる範囲に及ぶか;神について、神は存在するか;神の単純性について;神の完全性について;善一般について;神の善性について;神の無限性について;神の諸事物における存在について;神の不変性について;神の永遠について;神の一性について)
著者等紹介
アクィナス,トマス[アクィナス,トマス] [Aquinas,Thomas]
1224ころ?~74。イタリアの神学者、哲学者、聖人。ロッカセッカの騎士の家に生まれ、5歳で修道院に入る。ナポリ大学でドミニコ会やアリストテレス哲学に接し、家族の反対に遭いながらもドミニコ会で修業を続け、パリ大学神学部教授に就任。『命題集註解』などの他、イスラム教徒、ユダヤ教徒にキリスト教真理を弁証する大著『対異教徒大全』を著す。イタリア各地のドミニコ会学校で講義しながらアリストテレス研究や新プラトン主義を学び『神学大全』に着手し、再びパリ大学に戻ると他派との論争に明け暮れながら「学としての神学」を完成させた
山田晶[ヤマダアキラ]
1922年(大正11年)宇都宮市生まれ。44年、京都帝国大学文学部哲学科卒業。大阪市立大学助教授を経て、68年、京都大学文学部教授。85年より南山大学教授をつとめた。西洋中世哲学研究の第一人者であり、アウグスティヌス、トマス・アクィナスの研究、翻訳などで知られる。2008年(平成20年)2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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