出版社内容情報
現代東アジアの国際環境は戦後「冷戦」が慫慂していた。ソ連参戦に先立って米が原爆投下に踏み切った意図はどこにあったのか。
内容説明
日本降伏~朝鮮戦争期。東アジアに冷戦が定着する過程の解明を通じて歴史の根源を照射し、不確実な未来を展望する。
目次
第6章 「封じこめ線」の逆説(「分界線」と「封じこめ線」の間;原爆外交の虚と実;「封じこめ」の密教戦略)
第7章 「封じこめ線」の拡大とその軍事化(「封じこめ線」の内と外;アチソン戦略と米ソ中関係;水爆開発の危機神学)
第8章 朝鮮戦争―冷戦の真珠湾(“一線を引く”好機;冷戦の真珠湾;三八度線突破の意味するもの)
著者等紹介
永井陽之助[ナガイヨウノスケ]
政治学者。東京工業大学・青山学院大学名誉教授。1924(大正13)年生まれ。1950(昭和25)年、東京大学法学部卒業。ハーバード大学に研究員として在学中の1962年にキューバ危機が起こり、国際政治のリアリズムに関する研究を始める。非武装中立を批判する一方、軍事力の過大評価を警戒しタカ派も批判した。1967(昭和42)年、「日本外交における拘束と選択」(『平和の代償』所収)で吉野作造賞を受賞。2008(平成20)年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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