出版社内容情報
聖徳太子の代表的著作『三経義疏』から太子の思想と特長をよく現れた二作品の現代語訳。仏教立国の根幹に横たわる理想主義とは。
内容説明
東アジアに共有する仏教で日本統一を図った政治家の意志。
目次
勝鬘経義疏
維摩経義疏(抄)
著者等紹介
聖徳太子[ショウトクタイシ]
574~622。6世紀末から7世紀前半の政治家
中村元[ナカムラハジメ]
1912年(大正元)島根県生まれ。哲学者、仏教学者。東京大学教授を経て同大名誉教授。東大退官後に財団法人東方研究会を設立し東方学院で東洋思想の普及に尽くす。1999年(平成11)逝去
早島鏡正[ハヤシマキョウショウ]
1922年(大正11)北海道生まれ。仏教学者。東京大学教授を経て同大名誉教授。浄土真宗本願寺派宣正寺住職を勤めた。2000年(平成12)逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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