出版社内容情報
別名「イギリス便り」と言われる『書簡』は、あらゆる不正・狂信・特権に対する仮借無き闘いの書だった
内容説明
人間の自由と幸福をはばむ一切のものに対する容赦なき闘い。
目次
「アンガージュマン」の先駆者
哲学書簡
哲学辞典
著者等紹介
ヴォルテール[ヴォルテール][Voltaire]
1694~1778。フランスの啓蒙思想家。文学者。本名はアルエ。パリに生まれ、イエズス会系の名門校ルイ・ル・グランに学んだ。1717年、時の摂政オルレアン公を諷刺した詩を書いたかどでバスチーユに約1年投獄される。その後、滞英見聞報告という装いのもとに、フランスの政治・宗教・哲学などを厳しく批判した『哲学書簡』を刊行、直ちに発禁処分となった。身の危険を感じて愛人シャトレ夫人とシレーへ逃亡、約10年間同地に滞在し学究生活を送った。晩年はスイスとの国境に近いフェルネーに安住の地をみつけたかにみえた。しかし78年、自作の悲劇『イレーヌ』の上演に立ち会うため、28年ぶりにパリに帰還、市民の熱狂的歓迎を受けたが、疲労から死去した。生前の影響力は全ヨーロッパに及び、しばしば18世紀は「ヴォルテールの世紀」と呼ばれる
中川信[ナカガワマコト]
1930年(昭和5年)富山県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。同大学院修士課程修了。お茶の水女子大学教授を務める
高橋安光[タカハシヤスミツ]
1924年(大正13年)埼玉県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。一橋大学教授、東京国際大学特任教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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CCC
ラウリスタ~
tieckP(ティークP)
Sin'iti Yamaguti
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