中公クラシックス
イタリア・ルネサンスの文化〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 424p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121600295
  • NDC分類 237.05
  • Cコード C1220

出版社内容情報

旅行熱とともに人びとは風景美を発見した。都市とそこでの動的な生活を描写し始めた。人間の外面の描写も始まった。すなわち、世界と人間を発見したのだ。それが時代の精神だった。

内容説明

世界と人間の発見。これこそがルネサンスの精神であり文化の母胎だった。

目次

4 世界と人間の発見(イタリア人の旅行;イタリアにおける自然科学;風景美の発見 ほか)
5 社交と祝察(身分の平等化;生活の外面的洗練;社交の基礎としての言語 ほか)
6 風俗と宗教(道徳性;日常生活における宗教;宗教とルネサンスの精神 ほか)

著者等紹介

ブルクハルト[ブルクハルト][Burckhardt,Jacob]
1818~97。スイスの歴史家、文化史家。ベルリン大学で歴史家ランケと美術史家クーグラーの指導を受ける。最初の主著は、古代から中世への過渡期をテーマとした『コンスタンティヌス大帝の時代』。その後、イタリア旅行の体験から、関心はルネサンスに転じ、美術史上の傑作といわれる『チチェローネ』を執筆。ランケの後任としてベルリン大学から招聘を受けたが、辞退して故郷バーゼルを離れなかった

柴田治三郎[シバタジサブロウ]
1909年(明治42年)青森市生まれ。東北帝国大学ドイツ文学科卒。北海道帝国大学予科助教授を経て、1946年より東北大学に帰り、小宮豊隆氏のあとドイツ文学科を担任。1972年退官、同大名誉教授。1998年(平成10年)逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品