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中公クラシックス
イタリア・ルネサンスの文化〈1〉

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  • サイズ B40判/ページ数 445p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121600264
  • NDC分類 237.05
  • Cコード C1220

出版社内容情報

近代ヨーロッパの母胎はルネサンスを担った人びとであろう。そのルネサンス人を透徹した史眼と流動感溢れる文体で、独創的個性を発揮する人間類型として描いた文化史学最高の名著。

内容説明

独自の構想力が生み出したルネサンス像の完璧な「芸術作品」。

目次

2 個人の発展(イタリア国家と個人;人格の完成;近代的名声;近代的な嘲笑と機知)
3 古代の復活(前置き;廃墟の都市ローマ;古代の著作者;十四世紀の人文主義 ほか)〔ほか〕

著者等紹介

ブルクハルト[ブルクハルト][Burckhardt,Jacob]
1818~97。スイスの歴史家、文化史家。ベルリン大学で歴史家ランケと美術史家クーグラーの指導を受ける。最初の主著は、古代から中世への過渡期をテーマとした『コンスタンティヌス大帝の時代』。その後、イタリア旅行の体験から、関心はルネサンスに転じ、美術史上の傑作といわれる『チチェローネ』を執筆。ランケの後任としてベルリン大学から招聘を受けたが、辞退して故郷バーゼルを離れなかった

柴田治三郎[シバタジサブロウ]
1909年(明治42年)青森市生まれ。東北帝国大学ドイツ文学科卒。北海道帝国大学予科助教授を経て、1946年より東北大学に帰り、小宮豊隆氏のあとドイツ文学科を担任。1972年退官、同大名誉教授
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感想・レビュー

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ハジメ

3
イタリア・ルネサンスの文化について触れたのは大学二年生のゼミ課題だった。そのときはメディチ家の変遷を辿った簡単なものだったけれど,後に美術史の講義につながり,卒業した今でもこうして好奇心の域内にイタリア・ルネサンスは存在している。本著は時系列的に編集されているとはいえどこか断片的に書かれていて,ひとつひとつの章が独立している。そのおかげか短い論説で興味を刺激してくれるのである程度難しい箇所は読み流しても差し障りない。とても有意義な時間を過ごせたので続きも期待できそうだ。2012/05/30

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