出版社内容情報
現存するもっとも偉大な人文学者レヴィ=ストロースのもっとも代表的な著作、それが本書である。Ⅱは、ブラジルの現地調査で得た民族誌的知見があますところなく盛りこまれている。
目次
第6部 ボロロ族(金とダイヤモンド;善い野蛮人 ほか)
第7部 ナンビクワラ族(失われた世界;荒野で ほか)
第8部 トゥピ=カワイブ族(カヌーで;ロビンソン ほか)
第9部 回帰(神にされたアウグストゥス;一杯のラム ほか)
著者等紹介
レヴィ=ストロース[レヴィストロース][L´evi‐Strauss,Claude]
1908年生まれ。フランスの人類学者。パリ大学卒業後、リセで哲学教師を務めた後、35年サンパウロ大学社会学教授としてブラジルに赴任、インディオ社会の実地調査にあたった。59年コレージュ・ド・フランス社会人類学講座の初代教授。本書をはじめ、『親族の基本構造』『野生の思考』『今日のトーテミスム』などがひろく人文社会科学に与えた影響ははかりしれない
川田順造[カワダジュンゾウ]
1934年(昭和9年)東京生まれ。東京大学教養学部教養学科(文化人類学分科卒)、同大学大学院社会学研究科博士課程修了。パリ第5大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、現在広島市立大学国際学部教授
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